たまにはサウンドエンジニアらしい記事を書いてみましょう。
※一般の方にはなんの役にも立ちません笑
興味がある人だけ読んでってくださいね。
YAMAHA製のデジタルコンソールはPAエンジニアなら誰でも一度は触ったことがあるかと思います。
導入しているライブハウスはたくさんあるし、PA/SRカンパニーでもたくさん持っています。
YAMAHAのデジタルコンソールが使えないとお仕事にならない昨今。
使いやすく、便利なコンソールですが、もう少し使い勝手を良くしたい!ってことで、いつも使ってるTipsをご紹介。
知ってる方も居るとは思いますが、乗り込みさんとか来た時にいつも驚かれるんで、ちょいと珍しいのかも。
イベントだと、必ずUSER DEFINED KEYSに割り当てる機能があります。
それが「ALTERNATE FUNCTION」。
サウンドエンジニアの皆さんはYAMAHAのデジタルコンソールを使っていてAUXのPRE/POST切り替えがめんどくさかったりしないですか?
この「ALTERNATE FUNCTION」はAUXのPRE/POST切り替えを劇的に素早く出来るようになります。
動画を作ったんでご覧ください。
この機能はALTERNATE FUNCTIONを有効にしている間、AUXのツマミがPRE/POSTの切り替えになります。また、HAのツマミはPEQのATT操作になります。
YAMAHAのデジタルコンソールはPRE/POST切り替えはなぜかインプットチャンネル単位ではなくAUXチャンネル単位(アナログ的に言うと縦ではなく横)になっているため、一つずつ切り替えていかなければなりません。
デフォルトではAUX1~12はPREになっているので、再生系が多くなるとそのPOST切り替えだけで膨大な時間がかかります。
ALTERNATE FUNCTIONを使えばほんとに一瞬です。
データを保有していたり、基本形が出来ているならそう役に立たないかも知れませんが、イベントのオペレートをする場合には強力な武器になります。
ちなみに、同じOS系列であるCLシリーズ・QLシリーズにも同様に使えます。
お試しあれ。